ビジネス算命学
ビジネス算命学 › 使い方の解説

算命学をチームづくりに使う方法

算命学は、生年月日を干支に置き換え、そこから 5 つの主星と 3 つの従星を導いて人の性質を読む古い技法です。

ビジネス算命学は、この技法の計算部分をそのまま使い、読み解きの言葉だけを業務の言葉に置き換えたものです。

占いの吉凶ではなく、強み、向く役割、意思決定と対人の型、エネルギーの使い方、伸びる時期と整える時期、という切り口でまとめています。

結果は読み物であり、能力や適性の測定ではありません。対話の入口と、チームづくりの参考として使うことを想定しています。

人体図の 5 つの位置を、業務の言葉で読む

胸 本人の芯

仕事に向き合うときの基本の姿勢と価値観を表します。一覧の「芯の型」はこの位置の星から付けています。

頭 上司や組織との関わり

目上や組織に対してどう振る舞うかを表します。報告や相談の型、指示の受け止め方がここに出ます。

右手 身近な仲間との関わり

日々協働する同僚との関係の築き方を表します。チーム内での距離感と役割の取り方がここに出ます。

左手 社外や顧客との関わり

対外的な場での振る舞いを表します。営業、折衝、発信に向くかどうかの手がかりになります。

腹 部下や後輩との関わり

人を育て導くときの型を表します。任せ方、フィードバックの調子、距離の取り方がここに出ます。

十大主星ごとの芯の型と向く役割

貫索星 自力で完結させる人

担当範囲がはっきりした専門領域や、一人で責任を持つ運用の役割に向きます。立ち上げた後の仕組みを守り、安定して回し続ける役割でも力を発揮します。

石門星 人をつなぐまとめ役

部署をまたぐ調整や、関係者の多い案件の取りまとめに向きます。チームの運営や、社外との対外的な窓口の役割でも持ち味が出ます。

鳳閣星 場を和ませる伝え手

企画の発案や社内外への発信、説明役など、伝える役割に向きます。チームの雰囲気を整え、話しやすい場を作る役割でも自然に力を発揮します。

調舒星 独自の視点を持つ専門家

品質の確認やデザイン、専門性の高い分析など、深さが求められる役割に向きます。既存のやり方に新しい視点を加える、改善の役割でも力が出ます。

禄存星 人を引きつける支え手

顧客対応や関係先との信頼づくりなど、対外的な役割に向きます。新人の受け入れやチーム内の支援など、人を支える役割でも力を発揮します。

司禄星 着実に積み上げる人

業務の運用や管理、品質の維持など、継続性が求められる役割に向きます。表に出にくい、組織の基盤を支える裏方の役割で真価を発揮します。

車騎星 真っ先に動く実行者

新規案件の立ち上げや交渉、現場での問題対応など、実行の役割に向きます。目標が明確で、成果が目に見えやすい役割で特に力を発揮します。

牽牛星 役割を全うする責任者

業務の管理や統括、規程や品質を守る運用の役割に向いています。組織の顔として対外的な場に立つ役割でも、信頼を得やすい傾向があります。

龍高星 枠を超える改革者

新しい分野の探索や業務改革、社外や海外との橋渡しの役割に向きます。前例のない課題に取り組む、立ち上げの役割でも力を発揮します。

玉堂星 知識を体系化する人

調査や分析、資料や手順書の整備など、知識を扱う役割に向きます。新人教育や社内研修など、人を育てる育成の役割でも力を発揮します。

二人の関係の 5 つの型

芯の星の五行どうしの関係から読みます。○ 補い合いやすい、△ 補い合いにくい。

○ 引き上げる関係順流

一方の持ち味が、もう一方の力を自然に引き出していく組み合わせです。引き上げる側が方向を示し、受ける側が実行を担う形で組むと、双方の力が伸びやすくなります。

△ 支えが片寄りやすい関係逆流

力の受け渡しが一方向に寄り、支える側の負担が周囲から見えにくくなりやすい組み合わせです。役割分担と互いの貢献を定期的に言葉で確かめる場を設けると、偏りが整います。

△ 主導が片寄りやすい関係圧流

一方が主導し、もう一方が合わせる形に固定されやすい組み合わせです。決定の前に相手の意見を必ず聞く手順を決めておくと、主導と実行の分担として機能するようになります。

○ 鍛え合う関係被圧

一方が求める水準の高さが、もう一方の成長を促していく組み合わせです。要求の意図と期待する到達点を言葉にして共有すると、負担ではなく育成の関係として機能します。

○ 同じ方向を向く関係共鳴

価値観や仕事の進め方が近く、少ない言葉で意思疎通ができる組み合わせです。視点が重なりやすいため、異なる強みを持つ人を一人加えると、判断の幅が広がります。

AI 時代の人間力 5 軸

人体図の 5 つの星の五行を、儒教の五常(仁・礼・信・義・智)に重ねて数えます。

共感と育成仁

相手の立場に立って考え、人を育て支える力が自然に出る傾向があります。作業の多くを AI が担うようになる時代に、人の意欲を引き出す力として重みを増していきます。

調整と礼節礼

相手との立場の違いをわきまえ、敬意と適切な距離感を保って伝える力があります。利害の異なる人の間を丁寧につなぐ調整役として、周囲の信頼を得やすい傾向があります。

継続と信頼信

約束を守り、地道に積み重ねることで周囲の信頼を集める力があります。変化の速い環境の中でも、任せて安心という評価を得やすく、組織の土台を支える傾向があります。

決断と実行義

正しいと考えることを筋を通して実行し、決断が早い傾向があります。AI が多くの選択肢を示す時代に、最後に決めて責任を持つ役割を担える力として生きていきます。

創造と分析智

物事を筋道立てて考え、学んだことを整理して分かりやすく伝える力があります。AI の出力を吟味し、そもそもの問いを立て直す役割で、強みが生きる傾向があります。

使い方の手順

  1. まず一人、生年月日を入れて個人の読みを確かめます。登録は不要です。
  2. チームを作り、社員の名前と生年月日を登録します。役職と部署は任意です。
  3. 一覧で芯の型、エネルギー、今月の状態を見比べ、組み合わせの表で二人ずつの関係の型を確かめます。
  4. チームの人間力の図で、厚い軸と薄い軸を確かめ、薄い力をどう補い合うかを話し合う材料にします。
  5. 面談や会議の前に該当する人の読みを開き、伝え方と聞き方の参考にします。

よくある質問

算命学の結果は、人事評価や採用に使えますか

使えません。読み物として、対話の入口とチームづくりの参考に用いるものです。評価や採用は、実績と行動と本人の意思で判断してください。

生年月日だけで、なぜ性質が分かるのですか

算命学は生年月日を干支に置き換え、その組み合わせから性質の傾向を読む体系です。統計的な根拠を主張するものではなく、古くから受け継がれた読み方にもとづく傾向の記述です。

出生時刻は必要ですか

不要です。算命学は年・月・日の干支だけで命式を組みます。

社員の生年月日を登録しても大丈夫ですか

登録した情報は一覧の表示にだけ使い、いつでも削除できます。運用にあたっては、本人に目的を説明して同意を得ることを勧めます。

個人向けの「あかりの算命学」と何が違いますか

計算は同じです。個人向けは恋愛や今日の暦など生活の切り口で、ビジネス算命学は役割、意思決定、対人、時期、チームの組み合わせの切り口で書いています。

まず一人、試す
生年月日
性別

入力した生年月日は鑑定にだけ使い、保存しません。